人生死ぬまでの暇つぶし

時間が足りていないオタクの日記です

オンライン飲み会したよ

今週のお題「オンライン」

つい先日友人たちとオンライン飲み会を開催しました。使用したツールは今話題の「Zoom」です。iPadにサクッとアプリをインストールして、会員登録をしてすぐ開始。このスピード感がいい。

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隠しすぎて何が何だか分からないスクショです笑。

グダグダとお互いお酒を飲みながら、会えなかった間に積もった話をしました。計3時間ほど。

やってみた感想としてはかなりいいです。絶対またやると思う。

特によかった点としては、

・好きな物を飲み食いできる

・手元が相手から見えにくいので、何かをやりながら話せる

・背景を好きな画像にできる

・相手のペットや私物などを見せてもらえる、自分も見せられる

が挙げられます。つまり、より自由に飲み会ができるという事……。私たちはめちゃくちゃゆるい雰囲気でやったので、お互いスマホをいじったり、ペットと戯れたりしていました。私なんか刺繍してた笑。

欠点としては、

・通信状況が悪いとまともに話せない

・各々が発言するタイミングが読みにくく、相手の出方を見つつ話し出す必要がある

くらいかな。お酒とおつまみの用意含め、環境をしっかり準備する必要があると思います。オンラインでの対面の空気とかは、経験するにつれわかるようになるのかな……。

Zoomを使用した飲み会は楽しかったですが、やっぱり対面で会いたいなあとも思うのでした。はやく元通りの生活が戻りますように。

ブログのタイトルについて

今更感すごいですが笑  暇な時間が多いと色々考えてたり思い出したりしてしまうので。

自分語りしかしていない記事です。

 

衝動的につけたこのブログタイトル。けれどなかなか私の辿り着きたい所にマッチしている言葉だなと思っています。

一見、人生を投げやりに過ごそうとしているかのように見えるこのタイトルですが、「もっと力を抜いて完璧じゃなくてもいいんだよ」という意味を込めて、ブログタイトルとしました。私が自身の生き方をそういう風に変えていきたいと思ったからです。

 

私自身、真面目というかそれ以上の強迫的な完璧主義者です。テストを受けるなら必ず満点か1番じゃないとダメ、レポートを書くなら必ず先生に褒められるものを……といった感じ。これは生来の性格もありますが、親の教育方針の影響が大きいです(その点について特に親への恨みはありません。今は話し合って改善されているというのもあります)。

元々の能力が割と高かったので、高校入学まではその完璧主義を押し通せたのですが、高校入学後に得意かつ好きだと思っていた勉強が本当は嫌いだったことに気がつきました。正確に言うならば嫌いなのは勉強の中でもいわゆる「受験勉強」。内容が難しくなったことで中学以前のような緩い努力ではついていけなくなり、それ以上の努力もできずズルズルと成績が落ちていきました。

そして訪れる大学受験。希望の学部には入れたものの、今いる大学以外の学校は全落ち笑。そのときにやっと、「勉強で完璧を目指すのはやめよう」と思えました。

 

しかしそこでもしぶといのが完璧主義。勉強に関しては上手く力を抜けるようになりましたが、今度は人間関係を完璧にしようとし始めてしまいました。とにかく誰にも嫌われたくない。先輩からはいい後輩だと思われたい。と、八方美人兼イエスマンに進化。

特にサークルでその傾向が強く出ていました。この完璧主義とサークルの先輩からのパワハラと全く仕事をしない同期というコンボが決まった結果、適応障害に。

この頃は本当にメンタルがボロボロでした。今思い出すと1番やばかったのが、LINEを見られないことですね。自分にとって嫌な情報が詰まったアプリなのでなかなか開けず、ひとつのメッセージを見て返信するだけの動作に1時間くらいかかってました。

その他色々な抑うつ症状も出てきたので、サークルの主要メンバーだったにも関わらず無理やり退部しました。この時も自分は家にひきこもり、信頼できる先輩に全てやり取りを任せるというめちゃくちゃ無責任な方法で辞めました(先輩マジでありがとう……)。

 

そして今。なんとか様々な方向での完璧主義をなくせつつあるかな、と感じています。昔と比べるとすごく生きるのが楽になったし、そのままの自分を肯定できるようになりました。完璧主義が高じて一度辞めてしまったオタクの世界にも戻ることができました。

クラスで1番勉強ができているわけじゃないけど、友達が少ないけど、サークルの先輩とも後輩とも全然仲が良くないけど、私は自分のことが好きです。ちょっと要領がよくて、メイクと美味しいものが好きで、なんでも話せる友達がいて、二次創作ができる自分が好きです。自分を大切にしていきたい。

ブログタイトルである「人生死ぬまでの暇つぶし」という言葉は、私の肩の力を抜いてくれます。どうせ暇つぶしだから好きなようにやろう! と思わせてくれる。

こういった暖かい気持ちを忘れずに生きていきたいと思うのでした。

宮古島旅行

コロナに負けず沖縄に行ってきました。この春にわざわざ旅行に行くことはあまり褒められたことではないですが、一緒に行く友人たちの都合や沖縄での感染状況を鑑みての決行です。結論としては、好きな土地にお金も落とせたし行ってよかったと思っています。

今回の旅行の目的は宮古島を楽しむこと!  メンバーは大学の友人2人+私です。

1日目

飛行機は直行便ではなく、那覇経由で。那覇空港はお土産屋さんや免税店が充実していたので、楽しく過ごせました。経由便なかなかありです。

宮古空港到着後にレンタカーを借りて目的地へ。話がズレますが、運転初心者にとって宮古島は神みたいな場所でした! 道幅が広い上に走っている車もほとんどおらず、みんな法定速度を守って走っている……! 景色も綺麗ですし運転が苦には感じなかったです。いい場所だ……。

目的地である宮古島市熱帯植物園に到着後、目の前のお店でご飯。

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このガーリックシュリンプめちゃくちゃ美味しかった……。特製のタレが辛すぎずコクがあってご飯に合う。沖縄は料理のレベル高めでビビります。

お腹を満たした後に、植物園内の工芸村へ。ここでは様々な工芸品の製作体験ができるのです。

宮古島市体験工芸村

かなり可愛いものも作れるし、面白そうな体験がたくさんあるのでぜひ。私たちは貝殻を使ったブレスレットを作りました。
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貝もビーズも種類豊富すぎてトキメキが止まらなかった……。夏っぽいブレスレットができました。早く夏になってつけたいな……。

その後、宮古島海中公園へ。

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ここは海中観察施設があり、建物の中から海底を見ることができるのです。ただ、写真の通りこの日は天気も悪くて海がかなり荒れていて……。海が濁ってしまっていて残念でした。でも波に流される魚たちも見れたし、案内人のお兄さんが面白い人だしでなかなか楽しかった。ここでも工芸村のように、工芸品の製作体験をやっているらしいです。

この後ホテルにチェックインし1日目は終了。明日晴れるように祈りながら眠りにつきました。

 

2日目

まだまだ曇っていてちょっとどんよりした天気。晴れることを祈りつつ車で出発です。車内で食べたポーク卵おにぎりが美味しくて嬉しかった。沖縄本当にご飯が美味しい。

そして辿り着いたのは島尻マングローブ林。

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広い……! マングローブに囲まれた水上遊歩道をのんびり歩きました。たぶん夏に来たら猛烈に暑いんだろうな……。

ようやく晴れてきたので海を見ることに。いくつか海岸や展望台を回りました。海沿いは風がめちゃくちゃ強くて笑ってしまったけど、すごく綺麗! 海の色が異次元です。水平線まで広がる海はいつまでも見ていられる……。波の音もすごく好きです。

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ちょっと方向性を変えてハート岩を見てみたりも。

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干潮のときのみ、岩のくぼみがハートマークに見えるのです。人気スポットらしく人がたくさんいて驚いた。

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合間のソーキそば! 旅行前はソーキそばめちゃくちゃ食べてやるぞと意気込んでいたのに、結局この1回しか食べられなかったな。スープの味がすごく好みだったので、次は海ぶどうや豚足をのせたものを食べてみたい。泡盛に唐辛子を漬けた調味料が強烈すぎて笑いながら食べました。

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腹ごしらえをした後に本日ラストの観光スポットである通り池へ。写真のように深いくぼみの中に水が溜まり、池と呼ばれている場所のようです。水の色が深くて得体が知れず怖かった。周りの環境も、ゴツゴツした岩の隙間から緑色の植物が生えているという見慣れないもので、ここだけ異世界のようでした。

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夕ご飯はふらりと飛び込んだ居酒屋へ。ここは運良く空いていたのですが、最近では宮古島の居酒屋は連日満員で予約必須だそうです。本当に運が良かった……。どの料理も美味しく、そして価格も安くて大満足でした。あとお酒がめちゃくちゃ美味しかった。

 

3日目

とうとう待ちに待ったシュノーケリング!! 実は出発前からシュノーケリングツアーに予約していたのでした。3日目にしてようやく波が落ち着いたとのことで、朝から船に乗って出発です。

シュノーケリングは初めてだったのですが、とにかく綺麗だった! 初めてかつ海のコンディションがあまりよくなかったため、怖さもあり一瞬パニック状態になってしまったりもしたのですが、インストラクターさんが本当に丁寧にフォローして下さってきちんと楽しむことができました。貴重な生物をたくさん見れて満足。海って不思議な場所ですね。

波が高く酔ってしまい、後半はゲロゲロだったけれどそれも含めてよい思い出となりました。マジで酔ったけどね。死ぬほど吐いた。次はもうちょいゆるいツアーにしようかな……。

シャワーをお借りしてサッパリしつつ、若干グロッキーなまま最後はシギラ黄金温泉へ。 

シギラ黄金温泉|シギラセブンマイルズリゾート【公式サイト】沖縄宮古島-約100万坪の南国リゾート|宮古島

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公式サイトより引用

ぬるめの温度でいくらでも入っていられる最高の温泉でした。塩分濃度がかなり高いらしく、上がった後に肌から独特の匂いがしました。施設も綺麗だし、併設されているホテルにいつか泊まりたいな。

レンタカーを返却したあとは空港に早めについてお土産を買い、行きと同じく那覇経由で東京へ。飛行機の中ではずっと寝ていました。

沖縄、実は行くのが初めての場所だったんですが、いいところですね! 特に風景とご飯が刺さりました。今度は夏に行って暑さを感じてみたい。 

ありがとう、沖縄。また来ます。

 

 

やっとiPadを買ったよ

実は1年以上前から欲しい欲しいと言ってきたiPad。ようやく手に入れ、使いこなせるようになってきました。

まず、なぜ欲しかったかというと、「荷物を軽くしたかったから」。これに尽きます。毎日毎日ノートパソコンを鞄に入れて持ち歩くのがしんどくて……。背中の筋肉を軽く痛めてしまったので、観念して買いました。

買ったのは、iPad(10.2インチ)のシルバー。2019年に新しく発売された廉価版ですね。

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https://www.apple.com/jp/ipad-10.2/

なぜこの型にしたかというと、金銭面とスペック面のバランスを考えたからです。私がiPadを購入する上で求めていたことが

・安い(10万円はとても出せない…)

・画面が大きい

・そこそこ容量がある(少なくとも30GBは欲しかった)

・本や動画を閲覧するだけなので、容量以外のスペックはそこそこでいい

以上4点だったので、これなら廉価版のiPadでも十分かなと思いました。そして実際に使ってみて、この判断が正しかったことを実感しています…! 個人的にガジェット系の買い物は絶対に失敗したくないと思っているので、いい買い物ができたと自己満足しています。

 

ではここからは実際の使い方について。

勉強する

このiPadを買った1番の目的。具体的には電子版の教科書をダウンロードして読んだり、授業プリントをPDF化して入れたり、オンラインの問題集を解いたり、映像講座を見たり。今まで紙の教科書やらノートPCやらでとっ散らかっていた勉強のツールを統一できたのが快適すぎる。もう重い紙の束を持ち歩かなくていいのが嬉しすぎますね。

あとiPadを持っていくだけで勉強がスタートできるので、勉強するハードルがかなり下がりました。お出かけした帰りにちょっとカフェに寄って勉強、とかができるようになって嬉しい。できる都会の女っぽい。基本的にミーハーなので…。

実際、iPadを使用するようになって勉強の効率も上がったし、進級試験も乗り越えられたしでかなり満足しています。

漫画・雑誌を読む

もともと漫画は電子書籍として購入しているので、iPadでもダウンロード。大画面で鬼滅の刃を読めるのが素晴らしい…! あと小説も目に負担なく読めていいですね。Amazonプライム会員なのでAmazon  prime  readingとしてかなりの書籍が読めるのもあり、読書が捗ります。

あと、満を辞してTマガジンにも登録してしまいました!

Tマガジン/T-MAGAZINE

TSUTAYAが運営する定額雑誌読み放題サービスです。値段はひと月400円。決め手は代金をTポイントで支払えることでした。貯まっていくが使い道のなかったTポイントが使えてとても嬉しい。るるぶやコスメ雑誌、文房具雑誌を読み漁っています。バックナンバーを何号か読めるのもポイント高い。

動画を見る

動画見放題サービスにいくつか登録しているので、作業しながら見ています。iPadは2画面にできてマルチタスク可能なのがめちゃくちゃいい! 小窓でアニメ流しながら勉強、とかよくやってます。勉強する時には音楽か動画が必須派です。あと流し見ではなくてちゃんと見る時も大画面で嬉しいね……。家にテレビがないので。

おわりに

iPadめちゃくちゃいいですね! もっと早く買っておけばよかった……。今のところApple pencilは買わずに済んでいるのですが、大学での勉強が進んでいくにつれ必要になるのかな。しばらく様子見です。

あとこれからやっていきたいのは、

・紙の教科書を自炊する

・カバーをかわいいのに変える(今付けているのはシンプルなものなので)

くらいかな。もっと使いこなしていきたいと思います。

オルビスの肌診断に行ってきた話

友人と出かけた日、ショッピングがてらオルビスの肌診断を受けてきました。オルビスって店舗で無料の肌診断やってるんだ……と驚いた。最近気になっているブランドなので、ちょっとウキウキ。

いくつかコースがあったのですが、友人とともに肌偏差値が出るコースを選びました。診断の流れとしては、普段使っているアイテムや悩みのカウンセリング→器具を肌に当てて水分量や脂分の測定→カメラを肌に当ててキメを見る、の流れ。そしてその結果がこれ。↓ (肌写真は隠しました)

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ん?????

低くない? BAさんに「冬は誰でも数値が低くなりますから……!」とフォローしてもらったものの、友人は偏差値60くらいだったので……。化粧したまま寝たり、適当にスキンケアしてきたりした積み重ねが出てしまった……。

反省しつつBAさんからの解説を聞くと、

・毛穴が悩みと仰っていたが、見た感じ悩む程ではないと思う。毛穴は化粧で隠れればいいんです!

・水分と油分が足りていない印象です。特に数値としては水分が足りていなさそう。

・夜だけでなく、朝、化粧する前のスキンケアにもっと力を入れるといいかも。

とのことでした。確かに朝のスキンケアは適当だった……。でもよく考えたら、夜寝る時間より化粧して外に出ている時間の方が長いので、そっちのスキンケアに力を入れた方がいいんですよね。この考え方は目からウロコだった。

その後、BAさんから乾燥対策にアクアフォースシリーズを勧めてもらいました。

https://www.orbis.co.jp/small/1101060/

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洗顔剤、化粧水、乳液のサンプルも頂いたので翌朝使って見たところ、これがめちゃくちゃいい! 特に乳液がよかった。夕方になっても肌がしっとりしていて乾燥してない……。感動。という訳で、ちょうど今使っているものがなくなりそうだった洗顔剤と乳液を購入しました。価格が安めなのもいい……。オルビス、罪深い。

肌診断は定期的に行って経過をみるといいそうなので、また数ヶ月に受けてみたいなと思います。とりあえず冬の目標は打倒乾燥!です。

 

舞台鬼滅の刃 感想

行ってきました。舞台会場のチケットは全落ちしてしまったので、千秋楽のライビュを鑑賞しました。過去にこういう記事を書いているぐらいの原作ファンです。しかし今見たら書いてあること支離滅裂で笑ってしまうな。

mboxmhnt.hatenablog.com

※以下の文章は、舞台鬼滅の刃および原作のネタバレを含みます。

全体の感想

よかった!!!! この一言に尽きる。いや確かに最初にキャラが歌い出したときはびっくりしたし、不満が全く無いわけではないのだけど、本当にいい舞台だった! スタッフさんたちの原作へのリスペクトと愛を感じました。

始まり〜OP

炭治郎たちと冨岡さんと出会って、狭霧山に向かうまでがプロローグ。おそらくこの舞台のテーマ曲なのであろう曲の「幸せが壊れるときはいつも血の匂いがする」というフレーズが耳に残る。アンサンブルさんたちの歌唱力すごい。

映像を上手く使った、奥行きのある演出がすごくよかった。あの雪の中の絶望感を実感できた。

そして鬼化した禰豆子の演技……スゴすぎ……。禰豆子を演じていた役者さん、本当に役に入り込んでいて違和感が全くなかった。炭治郎も彼の「弱さ」がしっかり描写されていたなあと。鬼殺隊に入る前の炭治郎は、優しくて優柔不断な普通の子なんだよね……と切なくなりました。

あと噂の冨岡さんの「笑止千万」の歌、よかったです。個人的に冨岡さんのあのボサボサした髪型がツボ。

OPでは、無惨や伊之助、善逸など劇中の登場人物が(ほぼ)全員登場。アツい!こういう演出大好きです。ここで事前に発表されたキャストの中にはいなかった玄弥がいてにっこり。しかしここで罠が仕掛けられていた……。

修業〜選抜試験

テンポがいい。アクションシーンでちょくちょく黒子が出てきて、こういう演出もありなのか!とびっくりした。やっぱり殺陣とかの表現は少年漫画的なのかもしれない。

善逸の顔が裏設定通り紫に腫れ上がっていて笑った。白髪、黒髪の子(産屋敷かなたと輝利哉)は「妖しげ」という言葉がぴったりだった。攻め入った敵の親玉の屋敷にあんな子達がいたらそれは無惨も気味悪く思うわ……という感じ。真菰は声がとても可愛い。錆兎も厳しくも凛々しい感じがイメージドンピシャでした。鱗滝さんの声が本当によく似てた。

選抜試験では炭治郎に守られた稀血の男の子の演技が鬼気迫っていた。手鬼が予想以上にデカくて笑ってしまった。

選抜試験後の鱗滝さん・禰豆子との再会のシーン本当に大好き……。真菰と錆兎も本当はこうやって帰りたかったんだろうなあと考えてしまって切なくなる。

突然の推し

キャスト発表やOPには私の推し(鋼鐵塚蛍)がいなかったので、次は何のシーンかな、日輪刀を受け取るシーンはカットされるのかな、と思っていたら突然登場する推し。幻覚かと思ったわ。推しが自分と同じ空間に存在しているという事実にしばらく呆然とした。しかも仕草とか立ち振る舞いとか本当にキャラにぴったりだし、なにより声がそっくりなんですよ……!! そしてなぜか推しを中心に繰り広げられる突然のアドリブ。もう最高過ぎた……。推しって存在してたんだ……。めちゃくちゃ喋ってくれるし……。絶対お前原作よりも発言量多いよ。

ありがとう、舞台。もうこのシーンだけで制作陣に一生ついて行くことに決めた。あとサイトでもエンディングでも鋼鐵塚さんのキャストさんは発表されていないんですが、結局あれはどなただったんでしょう……?

浅草

音楽がいい!! 炭治郎と禰豆子が浅草に踏み入る時の曲が最高すぎる。個人的にモガがめちゃくちゃ好きなので、スカートをふんわりさせながら踊っているのをずっと見ていた。

そして来た!無惨!! 恐らく今舞台で初めて喋る無惨。めっちゃいい……。一見丁寧な振る舞いの奥底に見える狡猾さと傲慢さ……。舞台でもありましたが、路地裏でモブで憂さ晴らしするシーン好きです。アニメだと顔が良すぎて死ぬ。

珠世さん、原作よりシュッとしたお顔でかっこいい……。腕の傷が大好きなので再現されていて嬉しかったです。愈史郎が珠世さんより背が高いのがすごくツボ。愈史郎のギャグパート、テンポよくて面白かった。

手毬鬼と矢印鬼

矢印鬼かっこいいな!? また新しい魅力を知ってしまった……。あと選抜試験でも思ったけど、やっぱり戦闘シーンの演出が秀逸。矢印鬼の血鬼術は戦闘映えするなあと思ったり。

そして禰豆子。戦闘ではかっこいいのに、合間合間では足をぶらぶらさせたり寝っ転がってみたり可愛すぎる……! 炭治郎と2人で強く生きて欲しい……。2人のモンペになりたい。

鼓屋敷〜藤の家紋の家

とうとう来ました、善逸と伊之助が。善逸の汚い高音、本当にそのまんまでめちゃくちゃに笑った。善逸のギャグパートのウケ方が尋常じゃなかった気がします笑。でもキメる所はしっかりキメてくる男。

伊之助は立ち振る舞いが本当に伊之助そのままで、可愛いやらかっこいいやら。あと伊之助役のキャストさん身体能力めちゃくちゃ高い気が……。

藤の家紋の家では例のお婆さんが。この舞台、告知されていない役が多すぎて見ていて退屈しません。後の「無限列車編」で大切なやり取りとなる、「誇り」の話がちゃんと出てきていて嬉しかった。そして3人が那田蜘蛛山に旅立つシーンで終幕。

EDと舞台挨拶

EDとOPと同じように、キャスト全員が集合して合唱。ここでも鋼鐵塚さんはいないんだよなあ……。本当に誰が……?

そして大千秋楽だったので、お待ちかねの舞台挨拶! 善逸役の方の「汚い高音」と、伊之助役の方の「笑わないでください!」「おじいちゃん、おばあちゃん俺の事わかるかな……」発言に笑った。

そしてあの……最後のお辞儀、なんですけど本当に最高で。まず無惨のお辞儀。他のキャストさんは深々と頭を下げているのに、30°くらいしか下げない無惨様。最高かよ……そのふてぶてしさ、本当にありがとう。次に竈門兄妹。ラスト舞台袖にはける時に禰豆子の頭を撫でる炭治郎……。ありがとうありがとう……。幸せに生きて欲しいと心から思いました。

 

という訳で、長くなりましたが時列系のレポでした! とりあえず最高だったことだけ伝わって欲しい。要望があるとするなら、

・事前にミュージカル形式であることの告知が欲しかった。

・全ての役のキャストさん名を出してください。何卒……何卒……。

・観客のマナー意識がもう少し高まるといいな。(客の年齢層的に厳しいかもしれないけど……)

というくらいです。あ〜続編やってくれないかな……。その前に映画かな。とりあえず19巻を読み返して泣いてきます。

男性に対する好感度の初期値が低い

前にTwitterで見かけて衝撃を受けた言葉。

「初対面の男に対する女の基本的感情は『うっすら嫌い』である」

という言葉。うろ覚えだけど。かなり主語が大きく書かれてるのだけど、私にはばっちり当てはまっていた。それの何に衝撃を受けたかって、私自身がその事に気がついていなかったこと。文字で指摘されることで初めて自覚できた。

具体的には、全ての初対面の男性のことが嫌いな訳ではない。身元がはっきりしていたり、事前に信頼できる人から前評判を聞いていたりした場合なら、むしろ好感を持って接している。

逆に全く事前情報がない人の場合は、自分でも自覚出来るほど嫌悪感を持つことがある。最たるものが、道で話しかけてくるキャッチやナンパをしてくる男性。あれはすごく嫌い……。毎回ろくに返事もせずにガン無視している。

そういった人だけでなく、実生活で関わる人に対しても同様に感じることが多い。例えば実習で指導してくださる先生でも、男性の先生は近寄り難く感じるし、女性の先生は親しみやすく感じる。

自分のそういった傾向を自覚できてからはなんとか原因を探ろうと思っているのだけれど、これが難しい。

男性全体に嫌悪感を持っているわけではないと思う。恋愛対象は男性だし、割と話せる男友達もいる。その男友達や好きになった人に対しても最初から好感を抱いていたわけではない。初対面ではうっすら嫌いだったけど、関わっていくうちに「あれ?案外いい人なのでは?」と思い始め、今に至るという感じ。

わからないなりだけれど、たぶん私は人の属性に対する好き嫌いが激しいのだろうなという考えに最近至った。チャラ男は不真面目そうだから嫌い、男の先生は威圧的に怒ってきそうだから嫌い。「この人はこういう属性だから、きっとこうだろう」という思い込みが激しい。

こういう偏った考え方を早く治したい。おおらかな視点を持ちたいと思うし、なにより日常生活で無意味に不快な感情が増えていくのがしんどい。他人に対しても自分に対しても、もっとおおらかな人間になりたいと思うのでした。