人生死ぬまでの暇つぶし

時間が足りていないオタクの日記です

嫌なことがあった

愚痴です。

ある日の実習中。指導者が所用で席を外したので、戻ってくるのをぼんやりと待っていた。私が指導を受けていたのは仕事場のど真ん中で、たくさんの人が忙しく働いていて私に注意を向ける人はいない。誰もそんな余裕はない状況。

そんな中、珍しくこちらに話しかけてくる人がいた。その人(Aとする)は若手の男性で、その部署の社員なのだが暇そうに仕事場をふらついていた。Aはマスクをしていたのでよく分からなかったのだけど、恐らく笑いながら近づいてこう言ってきた。

「ここの部署のいい所は可愛い人が多いところだよね」

は??と思った。まあ思うよね。一瞬何を言っているのか分からなかった。Aの発言は明らかにその場にそぐわない発言だったし、それを学生である私に伝える意味も理解不能だった。Aはそれだけ言うと、ひとりで笑ってどこかへ行ってしまった。

そして数分後。またAがふらふらと近づいてきた。

「ここの部署には可愛い人がふたりいるんだけど、今あそこでPCを触ってる人がそのうちのひとりなんだ〜。でもあの人は性格が男だからダメだよね」

そう言ってまたふらふらと離れていった。

その時やっと「私はセクハラを受けているんだ」と理解した。いや、これをセクハラと呼ぶのは正しくないかもしれないけれど、歪んだ価値観を押し付けられているのを感じたし、その価値観は私にとってとても不快だった。

どうして職場で人の見た目の話ができるんだろう。そもそもお前に他人の見た目をジャッジする権利はない。ましてや性格を否定する権利もない。その話を私にして一体どうしたかったんだろう。

この部署の責任者(指導者)はとてもいい人なのに、どうしてこの人を野放しにしているんだろう。この人はいつも職場でこういうことを言っているんだろうか。周りはどう思ってるんだろう。

色々考えた。めちゃくちゃに不愉快だった。でも何より不快だったのは、その話に愛想笑いしかできなかったことだった。

ちゃんと「どういう意味ですか?」と聞ければよかった。それができなくても、せめて「自分が不快に感じている」という態度をとるべきだった。へらへら愛想笑いなんてするんじゃなかった。

私の悪い癖のひとつに、「目上の人に必要以上に媚びる」というのがある。自覚しているんだけれどなかなか治らない。その場の空気を壊すのが怖い。目上の人の一挙一動にビクビクしてしまう。

たぶんこれから先、私がAと関わる機会はほぼない。ハラスメントとして上に報告できるような出来事ではないとも思う。でも再びこういうことがあった時に、きちんと愛想笑いをやめられる人間になりたいと思った。

 

 

残機数を増やしたい

発端はこのツイート。

言っているだけじゃ何も変わらないと思うので、ちょっと掘り下げてみようかと。本当に自分用のメモです。

やらなければいけないこと

講義、実習……一応大学生という身分なので、この2つが平日の大部分を占める。特に実習は当日になっても終了時間がわからないという行き当たりばったりさなので(これはもうしょうがない)、予定が立てにくいことが辛い。

勉強……勉強の中でも特に切羽詰ったもの。実習のための予習とか講義で出た課題とか。試験が近づいてきたのでその勉強もしなくては…。

論文……諸事情で論文を書いているのだけれど、これが結構な精神的負担になってる。自分は研究職には絶対に向いていないな…。ゼミの先生がこまめに面倒見てくれるので、作業量は多いがなんとか進んではいる。

家事……なんとか最低限はできてる。本当はもっと丁寧にやりたい。

以上、やらなければいけないことは最低限はできている感じ。問題はここから。

やりたいこと

勉強……切羽詰ったものではなくて、今必要ではないけれどいつか役に立ちそうなことを学びたい。勉強したいことの目星はついているんだけど、なかなか取りかかれない。最終的には取りたい資格がある。

・二次創作……本当にこれについては精神的余裕がないと取り組めないなーと思ってる。最近は長期休み中にしかできてないな……。

・ソシャゲ……なぜか割とできている。というかやってしまう。タスクが明確なこと、脳死周回できること、合間時間でてきることが原因なんだろうな。

・趣味……クロスステッチとかアニメ鑑賞とか。もう全然できてない。

 

とりあえず書き出してみた。今の優先順位としては、

実習>>切羽詰まっている勉強>>論文>>>(越えられない壁)>>>家事>>>>>やりたい勉強>>二次創作・趣味>>その他

って感じかな……。タスクが多すぎてやりたいことにまで手が回らないんだな……。今のところタスクには取り組めているので、タスクを終えて帰宅した後の行動数を増やしたいところ。

私が(一方的に)好きな人が言っていた「仕事以外のことをしたければ、自分で強制的に予定を組むしかない。そうすればいくら疲れていてもできる」と言う言葉を信じて予定を詰めてみよう。とりあえず年末から年明けにかけては趣味の予定をいくつか入れました。もっと充実した人生にするぞ〜!!

 

プロメア4DX 感想

今更ながらプロメアを観にいってきました。今はもう4DXでしか上映していなかったので、選択の余地なく4DXにしましたがこれが大成功でした。

 

全体の感想

最高すぎた。なんだこれは????

予備知識が全くない状態(ガロとリオってキャラがいるんだ〜くらい)で行ったんですけど、本当に最高すぎた。キャラデザ含めてキャラが立っているから初見でもすぐに登場人物を覚えられたし、展開もサクサクで内容が頭に入って来やすかった。なによりアクションシーンがすごかった!!(語彙力) 4DXであのアクションシーンを体験できたのは本当によかった……。めちゃくちゃ楽しかったです。終わるのが惜しい映画に久々に出会った……。

以下、深読みかつ狂人の独り言です。かなり長いです。

 

ガロについて

ガロはよくいるようなバカキャラなんだけど、(気分害したらすみません……)、その感情の流れにきちんと共感できたので、行動の原理がわからずにイライラすることがなかった。理性が少ないだけで、思考の流れはまともかつマジョリティなんですよね、彼は。だから火事を起こすバーニッシュを当たり前のように差別するし、自分たちとは別の生き物のように感じている。「バーニッシュは火事を起こすから差別してもいい」という大義名分を手に入れてしまっている。そして恐らく映画の世界の人々の大半がそう思っているであろうことが怖かった。これ現実世界とシンクロさせたらめちゃくちゃ怖くないですか?? ガロはよくも悪くも観客(マジョリティ)の代弁者であったんだと思います。

あと彼の差別意識を象徴しているのが、洞窟の中でリオに言った「その火をつけるのをなんとか我慢できないのか!? 我慢できれば普通の人間と同じなのに」という台詞(意訳)。これにはある種の傲慢ささえ感じてしまった……。なんか鬱病の人に「もっと元気出しなよ、そうすれば鬱病なんて治るでしょ?」みたいな物言いをしてる人みたいに思えてしまった。相手のことを理解してないが故に出る台詞ですよね……。そりゃ言われたリオは怒るわ……。

そんなガロなんですが、たぶん物語終盤でバーニッシュのことをある程度理解した後でも、彼の差別意識は根本では変わってないと思うんですよね。ただリオという人間への好意とクレイへの反発心でああいった行動をしているだけで。もちろん彼の中でバーニッシュに対する共感や同情が生まれてることは確かだと思うんですけど、根本的な価値観の修正はされていない気がする。差別(攻撃)の対象がクレイ個人に移っただけという印象でした。でもガロが完璧な人間じゃないからこそ、この映画の主人公になり得るんだと思います。

正義感が強くて自分に絶対的な自信があるからこそ、ある意味盲目的な(まっすぐな)行動をしてしまう所がガロの短所かつ長所なんだろうなあと思いました。

 

リオについて

君の生育環境が知りたい!! まとめるとこの一言に尽きます。あの年齢(恐らく10代?)にしてあの判断力と思考力と哲学……。一体どんな環境ならあんな性格になるのか本当に知りたい。リオ編やガロ編は観ていないんですが、この辺り描写されるのかな? 

ここからは私の妄想なんですけど、恐らくリオはある程度高度な教育を受けてきていると思うんですよね。そしてそこで思考力や哲学を学んだんだと思います。保護者からはかなり愛情を注いでもらっていたんじゃないかな?教養もそうだし、(バーニッシュならばという前提ではあるが)人を信じる素直さもあるし。荒れた生育環境ならもっと性格が歪んでると思うんです。彼が生まれたのはバーニッシュの存在が世間に知られた後。そんなバーニッシュにとって逆境の中で、愛情を注いであげられた保護者がすごい……。そしてそんな保護者が既に亡くなっているであろうことが辛い……。

 

クレイ・フォーサイトという人間

今作品1番の推しです。声、顔、体格すべてが良すぎる。というか最近ヒプマイの白膠木簓にどハマりしてるし、私は細目が性癖なのかもしれない……。

そしてこの物語の中で1番悲しい人だと思う……。たぶん彼はバーニッシュにならなければ真っ当なヒーローになれた人なんですよね……。バーニッシュの力が暴走してしまった後、偶然にもガロを救ったことで「バーニッシュであっても迫害されない為には、この道を突き進むしかない」と思ってしまったのではないかな。そして人々に賞賛されるのを目標とする道に迷い込んでしまった。だから彼はデウス博士を殺しその研究を奪って、バーニッシュを管理して最終的に方舟を作った。方舟が向かう惑星は彼にとって楽園になるであろう土地だった。周りにヒーローと讃えられ、憎きバーニッシュのいない世界。彼は本当に自分の中の「バーニッシュ」という属性が大嫌いだったんだろうな……。それが作中の「私はバーニッシュの衝動には負けない。他のバーニッシュとは違う」という台詞(うろ覚え)に表れていると思います。

でもすごい悲しいんだけど、個人的には結局クレイはバーニッシュの「すべてを燃やしたい」という衝動からは逃れられてはいなかったんじゃないかな……と思います。劇中でもちょくちょく言われていたんですけれど、「本当は本気を出せばクレイはマグマの暴走を抑えられたのでは?」という疑問があって(プロメアの存在を知ってしまうとそれは根本解決とはならないんですが)。ガロやリオにそれを問われる度に彼は「マグマまで到達できる装備を揃えられないから」などと言って「できない」と否定するんですが、あれだけの宇宙船やエンジン、戦闘装備を準備できた人が言うにはちょっと説得力がない気がして。個人的に彼は「地球を燃やすこと」前提で動いていたと思うんですよね。マグマの暴走を止めることはハナから考えていなかった。きっと彼も共鳴するプロメアの思考から「マグマの暴走は止められない」と察していて、「ならば地球は燃えるしかない」とプロメアの本能を受容していたんではないかな。装備の都合ではなく、あくまでプロメアの思考によって彼はマグマの抑制を断念していた気がします。彼自身が積極的に火をつけることはなかったけれど、プロメアが地球を燃やすことは黙認・傍観していた(それどころか時期を早めている)という点において、やはり彼は最終的にはバーニッシュの衝動から解放されてはなかったのでしょう。深読みしすぎな気もするけど……。

 あと思ったのが、彼はきっとガロのことを目障りに思いながらも羨んでいたんだろうなということ。愚直で、幸せそうに生きていて、人々のヒーローになれて、なによりバーニッシュではない。彼がガロをバーニッシュレスキューに推薦したのはもちろん言っていたように「死亡率が高い」ことも理由のひとつではあるけれど、心の奥で「お前ごときに何が出来る。なれるものならヒーローになってみろ!」という対抗意識みたいなものもあったんじゃないかな。そしたらガロはまんまとヒーローになって勲章を授与されるし、挙句の果てにクレイが掲げる正義も否定する。そう考えたら、彼が長年保護する振りをしてきたガロをあの場面で拘束したのも納得できました。(本当にガロが目障りだったらもっと早い段階で排除できたと思っていた。)きっとあの場面で、自分の正義を否定されたことで堪忍袋の緒が切れたんだと思います。クレイはガロに対してはめちゃめちゃデカい感情を持っていると私が嬉しい。

あと個人的に思うのが、クレイ絶対友達いないよね……ということ。たぶん意図的に作っていないのもあると思うんだけど。本当の自分を隠して生きていたから作りようがなかったんじゃないかな。

彼自身は自分の人生をどう捉えているんだろうか。本来の自分を隠して隠して殺人まで犯して努力し続けたのにヒーローにはなれなくて。彼の人生は本当に悲しい。他人を踏みにじった彼の罪は消えないけれど、彼には本当に幸せになって欲しいです。

このプロメアという映画はガロの成長記でもあり、リオたちの解放の物語でもあり、クレイの人生の記録でもあるのだと思います。

 

その他心の琴線に触れた場面とか疑問とか

・象徴的に図形を使っているのが面白くわかり易かった。(バーニッシュ→三角形、バーニッシュに相対する氷など→四角形)

・物語の最初、バーニッシュが初めて暴走する場面で目や口から炎が出てるのはなんでなんだろうか。コントロールができるようになると手から炎が出せるようになるのか。

・というかあの世界の物理法則(技術法則)が知りたい……。リオの戦闘衣装とかどうなってるのあれ。

・バーニッシュレスキューの中だと隊長とレミーくんが好きです。

・アイナ、エリス姉妹の関係性もなかなか気になる。姉の妹に対するあの執着心はどこで形成されたのか? この姉妹も両親既に亡くしてそうだな……。

・マッドバーニッシュの幹部の2人可愛くて好き。

・プロメテックエンジンを起動したときのバーニッシュ達の断末魔にマジで鳥肌たった。怖すぎる。

・暴走するリオが炎の龍となったのを見たガロのセリフ、「泣いているのか?」が本当にしんどかった。

河津旅行

今年の春に行った河津旅行。サクッと備忘録代わりにまとめておきます。目的は河津桜を見ること、温泉を楽しむことでした。

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踊り子号に乗って河津駅に降りたら、目の前に桜があってびっくりした。菜の花の黄色と桜に露のコントラストが美しい。丁度満開の時期だったらしく、人出がすごかった。

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川に沿ってぶらぶら歩きながら桜を眺める。道にはびっしり出店が並んでいて、お菓子や果物、干物といった名産品が売られていました。金目鯛の干物がめちゃくちゃ美味しそうだったな…。

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この日はとても暑かったので、出店でおじさんが売っていたしぼりたてみかんジュースを買ってしまった。その場で絞ってくれるんですよ…。味が濃くて美味しかったなあ。

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桜のアップ。ソメイヨシノも好きだけど、こういう八重桜も好き。花っていいよね。

 

河津桜を堪能した後は、泊まるホテルに移動。今回泊まったホテルはSAZANAさん。

伊豆稲取温泉 心湯の宿 ~SAZANA~【最安値保証】

「バリ」をコンセプトにされているらしく、内装はエキゾチックな感じ。泊まる前は「いやなんで伊豆にバリ風のホテルを建てる必要があるんだ笑」と思っていたんですが、意外にもこれがいい感じで。やりすぎないエキゾチックさが非日常感を生み出していました。このバランス感覚、すごい。露天風呂が付いている部屋なのもあって、部屋の露天風呂、SAZANAさんの大浴場、隣の本館の大浴場と温泉を満喫しました。気持ちよかった〜。

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夕食もめちゃくちゃ豪華でした。舟盛りだけでこの迫力。2時間くらいかけてゆっくり味わいました。この日はそのまま就寝。

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翌朝、朝風呂に入ってから朝食へ。和御膳の他にこんな野菜スティックがあって嬉しかった。旅行中は野菜が不足しがちだからね…。一人で二人分を平らげました笑

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ホテルをチェックアウトした後はイチゴ狩りをしたり、河津七滝を見にいったり。程よく動き回りつつものんびりできたいい旅行でした!

鬼滅の刃ありがとう

※この記事は鬼滅の刃コミックス最新刊まで&吾峠呼世晴短編集のネタバレを含んだ気の狂った独り言です。

映画化&舞台化おめでとうございます!!

鬼滅の刃の映画化と舞台化が発表されましたね。とてもとても嬉しいニュース……!もちろん、鬼滅の刃という作品がすごく好きというのもあるんだけど、何より「吾峠呼世晴」という漫画家を個人的にとても応援しているのです。

吾峠先生が読切を発表されていた時期、私は運良くジャンプを定期購読していたのでリアルタイムで読切を読むことができました。最初の読切「過狩り狩り」の時から先生の才能はおかしかった(褒めてます)。あのダークな世界観と独特の台詞回しが妙に心に残って何回も読み返していました。今もなんだけど珠世さまの血鬼術の動作がマジで好きで。腕を爪でギーってやるやつなんですけど。あの動作を思いつくのがすごい。

今回の短編集には先生が今まで発表された読切4編が収録されているんだけど、その中で私が一番好きなのは「文殊史郎兄弟」です。兄弟の虫を使った能力も好きなんですが、なにより好きなのは父の仇討ちとして彼らに暗殺を依頼する女の子。普通の世界で生きていた子が自らの意思で「関わってはいけない人」に関わろうとする。その決死の覚悟と混ざり合う怯えの描写がすごい。

吾峠呼世晴先生の漫画はたくさんの魅力であふれているんですが、その中の一つが「死の周辺人物の心理描写」だと思ってます。大切な人の死によって、人はどう変わるのか。文殊史郎兄弟での女の子は父親を殺され、覚悟を決めて殺し屋兄弟に仇討ちを依頼する。けれどいざ暗殺が成功した時(父親を殺した犯人の死を知った時)、彼女の口から出てきた言葉は「あんたなんか死んでたって生きてたっていいからお父さんを返してよ……」なんですよ。恨みは晴らしたかった、だけど復讐は何も生まなかった。

ここから鬼滅の刃の話になります。この「復讐は何も生まない」というルールは鬼滅の刃においても適用されていると思ってます。肉親や大切な人を殺されて、血反吐を吐くような努力で己を鍛え上げ鬼を殺す。けれどいくら鬼を殺しても死んだ人は戻ってこない。過去には戻れない。それでも、自分の命をかけてまで刀を振るい続ける。

今までの読切作品と鬼滅の刃の違いは、「復讐の先」までを描いているかどうか。自分は過去には戻れない、ならどうするか。妹を人間に戻す、誰にも自分と同じような思いをさせない、友と姉からの思いを繋ぐ、ひたすら他人のために刀を振るう。そういったやるべきことを登場人物たちがきちんと見つけている。暗闇でも光を見出そうと足掻いている。その描写が本当に胸に刺さるんですよ。

結局どんなに辛いことがあっても世界は回り続けるし、生きている限りは精一杯やらなくちゃいけないことがあるんだよ、というメッセージが鬼滅の刃という作品の根底に流れている気がします。だから鬼滅の刃を読んでいると、自分も頑張らなきゃなあみたいな気持ちになる。でも世の中の不条理に泣きたくもなる。

本当にいい作品だと思います。リアルタイムで追える時代に生まれてよかった。舞台も映画も観にいきます。映画は正直鑑賞後に正気を保っていられる自信はないですが笑。煉獄さん……

これからもずっと鬼滅の刃と吾峠先生を応援してます!!とりあえずアニメは里編までやって、私の推しの鋼鐵塚さんの顔を地上波に流してくれ……。

バリ旅行記④

最終日。事前の予約では何も予定を入れていなかったのですが、急遽追加でケチャダンス見学ツアーを追加した。案内人は昨日と同じ方。この人本当によく喋る方で、一緒にいて楽しかったな。

・ショッピング

ツアーの人が迎えにきてくれるまで近くのショッピングモールでぶらぶら。観光客向けの店が多くて特に物価が安いとかではなかったけど、いろいろな店があって楽しかった。

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謎のインテリア(?)外は暑すぎて人影はなかった笑

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タピオカが飲みたくてみんなで購入。Lサイズで色々トッピングしたのに300円もしなくてびっくりした。タピオカが安い国っていいな…。
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エグい下着の店があってみんなで見て回る。こういうの着たら気分めっちゃ上がりそう。派手な下着買おうかな…。そして大事な試験の日とかに着たいなあ。

・ウルワツ寺院とケチャダンス

ショッピングモールからホテルに帰ると、迎えが着ていたのでそのままツアーへ。ウルワツ寺院も海岸線にある寺院で、風は涼しかったけれど日光は暑かった。

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ここも観光地化が進んでいて、観光客がめちゃくちゃ多かった。日本人もちらほら。ケチャダンスが始まるまで30分ほど客席で待つ。
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始まった〜! ケチャダンスはいわゆる劇のひとつで、その物語の主人公はFGOでおなじみのラーマとシータ。日本語のシナリオももらえたし、言葉がわからなくても物語の流れはある程度わかったかな。なにより、男性の声だけで奏でる音楽が面白かった。太鼓すら使わない演奏は初めて見た。

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この猿がめちゃくちゃいいキャラしてるんですよ。破天荒に動き回って観客に絡みまくる笑 観客と自撮りしてたのには笑った笑笑

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猿が炎から抜け出し、最後は大団円。キャストとの撮影タイムもあって面白かった。やっぱり猿が一番人気だった。

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観劇後は地元の食堂でポークリブを食べた。肉も柔らかいしソースも美味しい!

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その後はそのまま空港へ向かい帰国しました。最後の方は疲れていて写真があまりないな…。深夜の出国だったのでひたすら寝ていました。あと飛行機ではインクレディブルシリーズを見てた。

パスポート事件以外は大きなトラブルもなく楽しい旅でした。バリは物価も安いしお土産もたくさんあるしでまた来たい国だなあ。

 

バリ旅行記③

3日目。昨夜に夜更かししたので寝坊した。ホテルで朝食をとり出発!今日は1日がかりのオプショナルツアーを申し込んでいたのです。

・お土産購入

案内人の方にリクエストしていくつか店を回ってもらう。バリは結構広いので、本格的に観光したければ車必須だと思います。タクシーもぼったくりが怖いし……。そういう意味もあって車送迎ありのオプショナルツアーに申し込んだのです。

まずはアタバックの専門店へ。アタバックとは……「アタ」と呼ばれる植物を編んで作られた、所謂かごバッグのことです。バリはこのアタバックがお土産として人気らしい。

アタバッグ かごバッグ カゴバッグ 斜めがけ 編み込みバッグ レディース トートバッグ ビーチバッグ 丸型 (Bow Buckle)

こんな感じの2000円くらいの可愛い丸バックを買いました。ほぼ毎日使ってる。本当にお気に入り。あんまり量は入らないけど。

次に行ったのはシルバーアクセサリーの専門店。ここはほんとーにたくさんアクセサリーがあって、天国だった!!リングもピアスもネックレスも一点物がずらーっと並んでた。悩みに悩んでこの2つをお買い上げ。(中指のシンプルなリングはもともと持ってたやつ)

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かわいい〜!!本当は貝のリング(向かって右側)しか買わないつもりだったんだけど、円がふたつついているリングも可愛くて可愛くて……!つい買っちゃいました。2つ買ったら値引きしてくれたしたぶん結果オーライ。お気に入りすぎて買った瞬間からつけた。

・タマン・アユン寺院

買い物を楽しんだ後は寺院見学へ。バリでは独自のヒンドゥー教が広まっていて、寺院もユニークな形で面白いです。

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入り口。ここから一本道で奥まで繋がっている。


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かつての儀式を表した等身大の人形。詳細は忘れてしまった……。


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五重塔の亜種みたいな建物が面白かった!この建物が建っている広場は神聖な場所なので、寺の僧しか入れません。なので私たち観光客は外から見学するだけでした。

とまあ見学自体はガイドさんも説明してくれるし面白かったんだけど、とにかく暑い!! バリは日本と同じ高温多湿の天候で、特に直射日光が殺人的だった……。最後の方はみんなバテてました。

・休憩

すっかり暑さでバテてしまったので、コーヒーとフレーバーティーの試飲ができる場所へ。最近バリではコーヒー販売店の近くにこういった試飲ができる場を作るのが流行りだとか。

 

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フレーバーティーはめちゃくちゃ種類があった。覚えているだけでもマンゴスチン、ジンジャー、アセロア、高麗人参(⁉︎)とか。その中でもマンゴスチンティーが美味しかったのでお買い上げ。でも帰国後に飲もうとしてびっくりしたんだけど、この飲み物「ティー」と名乗っておきながら何故か粉をお湯に溶かして飲むものだった…。紅茶の概念が崩れる。コーヒーについては飲めないので割愛します。
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紅茶も美味しかったんだけど、何より目の前の景色が素晴らしかった!バリは棚田が多いんだけど、ここもそんな場所でした。風通しが良くて涼しかった。

・タナロット寺院

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綺麗な夕日を見に行こうぜ!といった趣旨。寺院自体は海の孤島の上にあり(一応細い道があって本土とは繋がっている)、その上僧以外の人は立ち入れないとのことで遠目から見ることしかできなかった。

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寺院の周辺はかなり観光地化されていて、出店もあったし物売りの人も多かった。何より観光客が多い!体感的には9割近くが西洋人だったと思う。


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海でサーフィンしている地元の人がいてウケた。この辺りは波が高くて最高の場所らしい。


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日が沈んでいく…。あいにく曇っていたけれどそれが気にならないほど綺麗でした。なにもせずぼーっと夕日が涼むのを眺めるってすごい贅沢だな…。

・夕ご飯

日が暮れたあとはツアーに含まれているディナーへ。正直そんなに期待はしていなかったんですが、これが予想以上に美味しかった!昨日と同じく伝統的なインドネシア料理だけど、昨日とはかなりテイストが違っていて面白かった。ちょっと西洋風の味付けになっていたのかも。
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衝撃を受けた「アボカドとスイカの冷製スープ」というデザート。アボカドってデザートにもなるんだ!?と驚きました。甘すぎず美味しかった。

この後はホテルに帰ってすぐに寝ました。暑さもあってだいぶ疲れていた…。明日はとうとう最終日です。