前にTwitterで見かけて衝撃を受けた言葉。
「初対面の男に対する女の基本的感情は『うっすら嫌い』である」
という言葉。うろ覚えだけど。かなり主語が大きく書かれてるのだけど、私にはばっちり当てはまっていた。それの何に衝撃を受けたかって、私自身がその事に気がついていなかったこと。文字で指摘されることで初めて自覚できた。
具体的には、全ての初対面の男性のことが嫌いな訳ではない。身元がはっきりしていたり、事前に信頼できる人から前評判を聞いていたりした場合なら、むしろ好感を持って接している。
逆に全く事前情報がない人の場合は、自分でも自覚出来るほど嫌悪感を持つことがある。最たるものが、道で話しかけてくるキャッチやナンパをしてくる男性。あれはすごく嫌い……。毎回ろくに返事もせずにガン無視している。
そういった人だけでなく、実生活で関わる人に対しても同様に感じることが多い。例えば実習で指導してくださる先生でも、男性の先生は近寄り難く感じるし、女性の先生は親しみやすく感じる。
自分のそういった傾向を自覚できてからはなんとか原因を探ろうと思っているのだけれど、これが難しい。
男性全体に嫌悪感を持っているわけではないと思う。恋愛対象は男性だし、割と話せる男友達もいる。その男友達や好きになった人に対しても最初から好感を抱いていたわけではない。初対面ではうっすら嫌いだったけど、関わっていくうちに「あれ?案外いい人なのでは?」と思い始め、今に至るという感じ。
わからないなりだけれど、たぶん私は人の属性に対する好き嫌いが激しいのだろうなという考えに最近至った。チャラ男は不真面目そうだから嫌い、男の先生は威圧的に怒ってきそうだから嫌い。「この人はこういう属性だから、きっとこうだろう」という思い込みが激しい。
こういう偏った考え方を早く治したい。おおらかな視点を持ちたいと思うし、なにより日常生活で無意味に不快な感情が増えていくのがしんどい。他人に対しても自分に対しても、もっとおおらかな人間になりたいと思うのでした。